◇附属小在任時の担任歴
2002年度 1年「たからじま(98期)」2組担任
2003年度 2年「たからじま(98期)」2組担任
2004年度 3年「流れ星(98期)」1組担任
2005年度 1年「ひらけ!ごま!(101期)」1組担任
岩澤 尚彦 先生からのご紹介で、第16回「恩師の近況」を担当させていただくことになりました山下 謙一郎 です。
附属横浜小学校では、4年間勤務をさせていただきました。その後、
勤務しました。
現在は、横浜市立不動丸小学校(旭区)に校長として着任し、4年目を迎えています。
私は、附属横浜小学校に着任したときは、まだ20代でした。着任前は初任校で高学年しか担任したことがなく、担任発表のときに「1年生の担任をお願いします」と言われた時は衝撃を受けたことを覚えています。
しかし、元々子どもと一緒に体を動かすことが好きだった私にとって、1年生と一緒にドッジボールをしたり、鬼ごっこをしたりすることは最高の喜びとなりました。毎日休み時間になると、校庭に走っていき、汗を流して遊んだことをつい最近のことのように覚えています。
在任時には、低学年担任が多かったこともあり、生活科を中心に研究に携わらせていただきました。子どもたちの主体性を育む「ぼくはわたしは〇〇がしたい」という生活総合単元の研究は、当時は画期的な取組でしたが、この学びで大切にしてきたことは、今の教育に通じるものでした。一人ひとりが自分のめあてをもち、それに向かって壁を乗り越えながら突き進んでいく…。生きる力の礎を築く素晴らしい学びであったと今でも確信しています。
学級担任であることが生きがいだった私にとって、管理職の道に足を踏み入れることについては大変悩みました。しかし、附属横浜小学校をはじめ、自分が担任として楽しかった経験を後輩の教諭にも味わってほしい、そしてその手助けをしていきたいという思いから、副校長、校長と歩んできました。自分が培った経験を少しでも今の学校の教職員へ還元しながら、学校経営を行っています。
でも、時折子どもたちが遊んでいるのを見ると、本能的に運動着に着がえ、校庭に走っていく私です。子どもたちとバスケットボールをしたり、ドッジボールをしたり…今も昔も本質的には変わりませんね。附属小で教えた子どもの中には、同じ教職の道を選んだ子もいます。そんな嬉しいことはありません。いつか、附属横浜小時代の子どもたちと再会できることを信じて…これからもがんばっていきたいと思います。