横浜国大附属横浜小学校 同窓会

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壁画修復 その5

 

今回作業にあたった106期生の代表お二人から以下の通り、熱い思いのこもったコメントを頂きました。

 

4年1組で取り組んだ総合単元学習から9年。この夏、紫外線防止剤を塗り、また修繕を行いました。この度は沢山のご支援、ご協力ありがとうございました。

久しぶりに訪れた附属小は私達が卒業してからあまり変わらない一面もありつつ、ウォールアートが苔だらけになっているのを目にして、だいぶ時間が経過していたのを実感しました。

昇降口を通った際、ウォールアートに加えて制作したクラス札も変わらず大切に使用して頂いているのを見て、総合学習のテーマ、「41(よい)アート 笑顔と歴史 つくろうよ」が達成されていることを改めて感じました。

一段と鮮やかになったウォールアートが附属小に彩を与え、生徒、教職員の方々の日々の生活が明るく笑顔溢れるものとなりますよう心から願っています。

最後になりましたが、私達の願いを実現に導いて下さった壬生先生をはじめとする教職員の皆様、中臣様をはじめとする同窓会の皆様、寄付にご協力頂いた方々、茅野先生、ロコ・サトシ様。本当にありがとうございました。

106期『心』 亀井沙耶

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総合単元学習で制作させて頂いたあの日から、9年。1/2成人式を共に迎えた私たちも気づくと大人になり、今年無事成人を迎えました。この度は、沢山のご支援とご協力を頂き、誠にありがとうございます。

ウォールアートを作成したきっかけは、106期4年1組での総合単元学習。最初はアートをするなどという壮大な企画に対し、クラス内でも実際に出来るのかと反対の声もありました。かくいう私もその1人でした。しかし、ウォールアートを調べていくうちに、クラス皆魅力に魅せられ、学校に残り愛され続けるウォールアートを自ら作りたいという思いに変わっていきました。ロコ・サトシさんや茅野先生をはじめとする多くの大人の方々に協力をして頂き、ウォールアートを完成させた時は達成感といつかこの学校のシンボルになったらという思いがあったことを覚えています。そのようなウォールアートが今でもこの学校残り続けていたこと、とても嬉しく思います。

また、私事ではありますが、先日ウォールアートを実際に見た際、当時私がプラネタリウムをやりたいと提案していたことから、ウォールアートの隅に小さく描いた星空(どこに描いてあるかぜひ探してみてください。)や、せっかくならクラスメイトを書こうと提案しクラスメイトをイメージして描いた人の絵が残っており、当時の思い出が蘇りました。実はウォールアート以外にも、私たちのクラスは、下駄箱にあるクラス札を作成していました。今でもクラス札が綺麗に使われているのを見ることが出来、感謝の思いでいっぱいです。

私達にとってウォールアートやクラス札は今でもかけがえのない宝物で、共に頭を悩ませ共に描いた4年1組の仲間は、今でも大切な友人達です。今回、ウォールアートの修繕に踏み切ったことには訳があります。それは、ウォールアートが完成した当時、10年後にみんなでもう一度集まってウォールアートのメンテナンスをしようという約束を交わしていたからです。実際に約束を果たすことが出来、とても幸せです。

ウォールアートはこの夏、さらにバージョンアップした姿に生まれ変わりました。これからも、附属小に訪れるすべての皆様にウォールアートを、そしてクラス札を愛していただけますように。

最後になりますが、この度は壬生先生をはじめとする教職員の皆様、ご支援いただきました同窓会の皆様、私達4年1組の担任の先生である茅野先生、ロコ・サトシ様、関係者の皆様へ一同を代表し、御礼申し上げます。この度は誠にありがとうございました。

106期『心』 池田結香

 

現在でも活躍中の下駄箱の「クラス札」はこちら・・・。

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