横浜国大附属横浜小学校 同窓会

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恩師の近況 第12回 「小川俊哉先生」 その2

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ほほえみ

ほほえみではエネルギーについて考える学習に取り組んでいます。

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電気が止まれば都市機能は一瞬にして麻痺する。一方で電気の利用は年々増加し電力は不足している。電気は化石エネルギーを使用した火力発電等、2次エネルギーのためつくり出すためには莫大なエネルギーを必要とする。さらに化石エネルギーは限られた資源であり、それに代わる原子力は、まだまだ問題が多い。

エネルギー,環境問題という大きなテーマではあるが、電気という学習材の魅力、不思議さを十分に追究しながら、それらを巧みに利用する人間の知恵と創意、素晴らしさを感得する。そして

たゆまぬ人間の向上心が必ず環境問題を解決していく、人間の可能性について考えていく学習

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中島副校長

発電所見学>

電気はモーターを回す、光や熱を発生させるが、その逆にモーターまわしても、光や熱からも電気を発生させることが可能である。電気は使えばなくなるものと思っているが、ものが作用することで発生し、身近なところでも大小様々な電気が生まれている。発電所の見学から子どもたちは電気を身近に感じた。「こんなことで電気をつくることができるんだ。」という驚き、新たな発見が「電気は危険でこわい?」(確かに大きな電流が人体に流れれば危険である。)しかし、電気は身の回りに沢山存在し、人間が利用しているものはその一部であることも事実で、「人と電気」の単元は、身近なもので電気を作ることで、電気を怖いものから素晴らしいものという見方へ変容していった。

 

 

そして、これらの現象を発見し利用した人間の知恵と工夫の素晴らしさを感得していった。

このように、理科や社会科の教科と関連するクロスカリキュラムで教科の資質・能力を育み、さらにICT能力まで育んでいくのが当時の附属の共通単元でした。※この授業で40台のPCが整備されました。

附属小学校以降

平成14年附属小学校を離任しました。

6年ぶりの川崎ですが、着任した小学校は、川崎市立末長小学校で全国小学校理科教育研究会、川崎大会の授業校でした。

着任早々、11月には授業公開校の一員として3年生の授業を行いました。

この授業は、太陽光を当てたときの色による温度変化の違いをキューブセンサーNETの温度センサーを使いグラフ化して比較しました。

附属時代からのPC等ICT活用の実践研究が生きた授業でした。

https://www.suzukisoft.co.jp/news/2002/42/

 

全国大会以降、川崎市研究推進校を委嘱し研究主任として5年務めましたが、平成20年4月より、川崎市教育委員会の指導主事を3年、課長職3年を勤め「かわさき共生*共育プログラム」の作成や効果測定等の開発・授業力向上の施策に携わりました。

その後、川崎市立東柿生小学校、南生田小学校の校長を3年ずつ務め、平成34年に退職しました。退職後は玉川大学客員教授として教員を目指す学生を育成しています。

 

近況

5月の連休に第四世代のi7に変わる新しい第11世代i7のPCを組みました。

旧PCは動画、音楽ファイルや防犯カメラ用に、新しいPCは仕事とゲームに使用。

 

写真はデスク周りの様子ですが、最近のPCは、見せる、光らせるのが流行で、このような派手な写真になりました。

手前が旧PC、時計が内蔵されているのが新PC ノートPCはMacBook AirM2

仕事以外にはサラウンドで映画鑑賞や昔からのCD、レコード鑑賞、コレクターとして1970年〜1990年代の洋楽を中心に集め聴き入っています。アンプからレコードプレーヤ、スピーカーもわかる人はわかると思いますが全てビンテージです。

休日は、ギターを弾くこと以外に、娘に誘われたボランティア活動等にも参加しています。

写真は8月の26日に国立競技場で行われたFC東京×ヴィッセル神戸の試合でのボランティア仲間との写真です(後列左から3人目が私)。

近況好きなことを毎日して「悠悠自適」に過ごしています。