横浜国大附属横浜小学校 同窓会

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恩師の近況 第5回「小林広昭先生」

恩師の近況、第5回をお引き受け頂いたのは、小林広昭先生です。

 

1989年90年度 『パレット』5・6年生
1991年度 『ひまわり』1年生
1992年度93年度 『大地』5・6年生
1994年度 『ふうせん』2年生
1995年度 『プラタナス』1年生
1996年度 『タングラム』1年生
 
 
 私、小林広昭は、今の校舎が使われるようになった平成元年4月に着任し、8年間附属横浜小学校に勤務させていただきました。佐藤裕二先生からのご紹介でこの原稿を書かせていただいています。このお話をいただいたときに,正直私は、受け持った子どもたちにとって、よい先生ではなかった気がして、承るか迷ったのですが、罪滅ぼしの意味も込め,書かせていただくことにしました。
  私は、附属小学校を出た後、横浜市立の小学校にいくつか勤務し、2020年3月に横浜市立山みどり台小学校の校長を最後に定年退職いたしました。現在は、小さな大学で算数教育に関わる仕事に携わっています。近況というより附属横浜小学校でのことについて書かせていただきます。

 

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附属小学校での8年間の思い出は、語り尽くせないのですが、その中から3つほどあげてみたいと思います。
 まず、一つ目は、関わった子どもたちから本当に多くのことを学びました。子どもたちと創りあげたたくさんの算数の授業実践は、私の宝物です。当時の授業を今でも実践している先生がいるほどです。授業以外にも学級や学年、行事等でも子どもたちからたくさんのことを学びました。その後の教師人生がなんとかなったのは、附属横浜小学校の子どもたちのおかげと言えると思います。
 二つ目は、多くの先生方との出会いです。先輩の先生は、もとより同年代や後輩の先生方からも多くのことを学びました。よく飲んで、教育談義をしたことは、忘れられません。
 三つめは、多くの保護者の方に助け,支えられたことです。PTAの役員の引き受け手がなく、困っているときに助けてもらったり、子どもたちの様子を教えていただき、振り返り、学級経営に生かしたりすることができました。
 無我夢中で駆け抜けた密度の濃い8年間、本当に感謝しかありません。できれば、関わった子どもたちが,今それぞれに自分の人生をしっかりと歩んでいることを願っています。

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